- 白梅一輪
- 2015年03月09日
白梅一輪、そして椿の花が咲いた馬籠宿ですが、北風ぴーぷー吹いてます。
春はじゃじゃ馬の様に気温のアップダウンがあったり、強い風が吹き荒れたり、急に遅い雪が舞います。
それでも木々の枝咲きの木の芽はぷっくり膨らみ、味気なかった木全体が不思議な色味を帯びてきます。
小さな自然の変化を見つけると、心弾むのが早春の季節です。
今朝はアメリカンスクールの子供達でしょうか・・沢山の外国の子供達が落合宿から馬籠宿へ登って来るのに出会いました。
先生が「中山道」や「馬籠宿」について立ち止まりながら英語で熱く語っていらっしゃるのを見て嬉しく思いました。
さて、「そば処まごめや」の団体様向けメニューの季節のご飯が冬の「とろろごはん」から春の「山菜おこわ」へ3月から変わりました。
山菜おこわは山深い所では、昔から赤飯以上の大ごちそうとして山の暮らしのハレの日に作られてきました。
そんな昔の事を思い浮かべながらお召し上がり頂ければと思います。
まごめやの山菜おこわはもち米とうるち米を混ぜて作っていますので軽くお召し上がり頂けます。
そして水が緩み始めると、川魚達もぐんぐん大きく育ち始めます。
そば処まごめやの「アマゴ甘露煮」「イワナ甘露煮」は馬籠館内で昔ながらに大きな鍋に魚をぎっちり敷き詰めて、丸1日かけて炊き上げています。
朝届いた魚を冷水で1匹ずつ丁寧にぬめりを取りながら洗うスタッフの方の地道な手仕事がなければ、おいしい甘露煮は絶対にできません。
冬の冷たい仕事を淡々とこなされるスタッフの方の大きな「LOVE」があってこそ生まれる、まごめやの自信作の「甘露煮」を是非お召し上がりくださいね!
まだ少し肌寒い時の散策の後は「茶房籠」でほっとしたひと時をお過ごし下さい。
「なつかしのカレーライス」や「そば屋の牛丼」等のお食事や「おぜんざい」「甘酒」「珈琲」をお召し上がり頂けます。
馬籠館は大型バスも乗用車も楽々何台も駐車できる大きな無料駐車場があります。
ぶらっとドライブ、長距離移動の際の途中休憩場所としてどうぞ馬籠宿にお越し下さい。