- 光の春、立春、福は内
- 2015年02月02日
明日は節分、立春です。
光の春が始まり、杉やひのき等のコニファー系の木は「花粉散布準備完了!」と木全体が深い赤みを帯びてくる頃です。
そして毎日少しずつ日が長くなり、夕方まだ明るい時間に炬燵でおやつを食べながらぬくぬくする時間が楽しい時分です。
卒業を控え、受験や就職前の準備、また年度末決算や今年の春には移動になるかも・・・と生活の節目が控えている方にとっては静かなのに何かと気ぜわしいのが如月の2月だと思います。
今年のお正月ごろにNHKの番組で「ネクストワールド」というこれから30年後の2045年の私たちの生活を描いた番組がシリーズで5回放送されましたが、2015年はその30年後の未来予想図のスタート元年と描かれていました。
う〜ん・・・木曽路全体そして馬籠宿は歴史や自然を守りつつも、こういった「全く異なる、更に超テクノロジーの新しい世界」とのバランスを取りながら新しい歴史を刻むことになるのかな?とシリーズを見ながら思っていました。
そして同時に、馬籠宿が自然のままの自分に立ち返りゆっくろと寛いで頂ける「心のふるさと」として2045年になっても皆さまにお越し頂ける場所であればよいな・・・と思いました。
2045年には「いや〜火星帰りでね、あっちは赤い砂漠だけだから緑豊かで、日本情緒が味わえる木曽路に休暇を取りに来たんですよ。」とか「若返り治療で足腰もしっかりしたんでね、60代の頃に憧れていた中山道ハイキングにうちのかみさんと結婚100年目記念できたんですよ。いや〜おかげさまで今年で120歳」とか「未来予測で馬籠でお嫁さん候補との出会い確立98%だったんできたんですよ」・・・・
とか言う会話が馬籠宿で交わされたらいいな、と思いました。
でも、その頃には「観光はアバターで十分」か?「いやいや観光はやっぱり生身の人間でないと」という「バーチャル観光か?」「生身で体験する観光か?」という新しい観光分野の選択も始まっていると思うので、そんなあんなもどうなるんだろう・・・と思いました。
テクノロジーの進化は「福の神」となって新しい観光の時代の「光の春」となればと思いながら、悠々と静かに聳える恵那山の静けさを楽しむ馬籠宿のひとときです。
そんな近くて遠い未来の事はさておき・・・・今はどうぞゆっくりと江戸時代の様なゆっくりとした時間が流れる馬籠宿でゆるり散策をお楽しみ下さいね!
節分につきものの「鬼を払う為の道具」といえば「豆」です。
清水屋では常時50種類以上の「豆菓子」を取り揃えています。
バレンタインデーも近いので・・・という事なら「チョコ豆」もあります。
春のお花畑の様にカラフルな沢山の豆菓子が並ぶ店内でどれにしようかな?と迷って下さいね!