- サクランボ
- 2014年06月02日
黄金色になった麦穂がゆれています。
じゃがいもが可憐な花を咲かせています。
小さな熟したサクランボを沢山実らせた大きな山桜の木に、猿の群れが何匹も登って、むしゃむしゃ。
車で通りがかっても、逃げるの面倒・・・という感じで「仕方なく」どいてくれました。
馬籠宿界隈ではどちらかというと、人間が自然の中にちょっとおじゃまして住んでいる感じがします。
そしてこんなに暑くても、朝晩は本当に快適に過ごせる場所でもあります。
今日は久しぶりに仕事が終わった後、夕暮れ間近の馬籠宿をずいぶん時間をかけて、ゆっくりと歩いてみました。
夕方の馬籠宿は、どこか夢の中で出会う景色の様な感じがします。
このドリーミーな感じの時間と空間の中に身を置いていると、まだここには江戸時代のエネルギーが道に刻まれて残っている感じがします。
どこかに異空間へ繋がる「扉」があって、そこから江戸時代の風が吹き込んでいるのかな?と思う程です。
夕暮れになると、ほとんどの店は締まり、人工的な人間の作った物が発する「音」が無くなるからかもしれません。
世界有数の先進国なのに、こんな時間と空間が残っている不思議を、いつも「幸せ」な気持ちで楽しく過ごす事は、本当に贅沢な事だと思っています。
皆さんも「馬籠フィールド博物館」をどうぞお楽しみ下さい。


