- 南信州
- 2014年04月07日
馬籠館の駐車場から見える丘の桃色の梅の花が見頃です。
遠くから見ると、ほんわりとした色合いが山の中に浮かび上がります。
和風の女の子が春の日差しの下でくつろいでいる様な、そんな景色です。
夕方、その花園を歩いてみたら、ハクビシンが一匹、私と同じ様にぼんやりと上を向きながら花を見ていました。
1mぐらい近くまで近寄っても逃げもせずに、時々歩いたり立ち止まったりしながら梅のいい香りを鼻をヒクヒクさせながら嗅いでいる様でした。
野生動物といっしょに、梅の花を黄昏時にいっしょに見ていると、童話の世界に迷い込んだ様な不思議な感じがします。
これも春の馬籠マジックなのかもしれません。
馬籠宿の桜はまだ、ちらり程しか咲いていませんが、麓の中津川市や長野県の南信州では桜が満開にななっている所もあります。
昨日は木曽路の「一本桜」をご紹介しましたが、馬籠宿、妻籠宿から国道256号線の清内路を通って飯田市に向かう途中にも樹齢数百年を超える見事な一本桜がこれから満開を迎えます。
そして、清内路を抜けて長野県飯田市に入ると、既に満開を迎えている見事な桜が沢山あります。
飯田市観光課が公開されているweb情報に「南信州の名桜」というページがあります。
このページには南信州の桜情報が沢山掲載されています。
馬籠宿、妻籠宿の行き帰りのドライブコースで中央高速道路を利用される方は、信州の春も身近にあります。
木曽路を通って諏訪へ、そして伊那路を通って南信州へどちらを行き帰りにしても便利な位置に馬籠宿、妻籠宿はあります。
春のゆっくり旅で馬籠宿にお立ち寄り下さい。


