- ウエストン公園
- 2014年04月01日
馬籠宿から見る恵那山が一番美しい・・・
馬籠館の駐車場から恵那山を見る時、いつもそう思います。
そして、機会があれば登山してみたいな・・と思いますが、恵那山は標高2000mを超える中央アルプスの最南端の山です。
登山にはしっかりとした装備と計画的な走行ルート計画が必要です。
恵那山に外国人として初めて登頂し、世界に「Mt’ ENA」の名前を知らしめたのは、イギリス人宣教師で、日本に長く滞在した、ウオルター・ウエストン(Walter Weston)です。
このウエストンが初めて恵那山に登頂した際に辿った道が恵那山に4つある登山道のひとつ、「前宮ルート」です。
この登山道へ向かう途中、恵那神社の麓にウエストンの功績を称えた公園があります。
中央道中津川インターチェンジを降りて少し馬籠宿に向かって走ると「中村」という交差点があります。
ここを「根の上高原」方面に曲がると、中津川市の名前の由来となった「中津川」の流れに沿って暫く走る事になります。
恵那神社、と標識がある所で中津川を渡り3分程細い道を走ると、「ウエストン公園」があります。
現在中津川は河川敷の整備中なので、自然のままの流れの姿が数年前に比べると随分と減少してしまいましたが、それでも上流にダムの無い、清らかな水が流れる、小さな憩いのひと時の場所です。
場所的にはとても小さな公園ですが、公園の前に流れる川や、小さな滝が対岸の山の中腹から流れていて、ドライブの合間にちょっとだけ車を止めて水の流れを見つながら休憩するのにはよい場所です。
今の季節はまだ緑が無くて殺風景ですが、初夏にはちょっとした隠れ家的な休憩場所になりそうです。
近辺にはお店は何も無く、ゆっくりと静かに川の畔で時間を過ごしたい時にはよい場所です。
一方で、山間の切り立った崖の間を流れる木曽川の流れと風景を楽しみたい。という方は恵那峡を訪問される方も多いと思います。
こちらは日本で初めて作られた大井ダムによって出来た塞き止め湖ですが、湖の両岸に切り立つユニークな形の巨岩と、木曽川の青い水の対比が美しい場所です。
こちらは、賑やかな観光地です。
恵那峡の近くに「蛭川」という場所がありますが、ここは日本有数の様々な鉱物が産出される場所です。
恵那峡からも望める「紅岩」という不思議な色をした巨石や、あたりを走っているだけで「巨石、岩、巨石、大岩・・」と巨大な石や岩がごろごろとやたら目につきます。
馬籠宿や妻籠宿を始めとした木曽11宿の江戸ロマンで「山」や「温泉」を楽しみ、木曽川で「水」と遊び、「岩山」の不思議な景色もたのしめる・・・・
東濃地方と木曽路を組み合わせると、1日の日帰りの旅でも色々な楽しみ方ができます。
春のドライブでどうぞ江戸ロマン溢れる中仙道木曽路11宿にお越し下さい


