- 鹿
- 2014年02月24日
夜、馬籠宿から街へ降りる途中で、親子連れの鹿に出会いました。
鹿はちょうど道路を横断中で車のヘッドライトが眩しかったのか立ち止まってしまいました。
そのまま暫く数分・・鹿の大きな優しい目と見つめ合っていたら何だか嬉しくなってきました。
やがて鹿はゆっくりと立ち去ったのですが、山の食べ物が乏しくなって来る頃なのだな、と思いました。
馬籠宿では、まだ先日の雪が近くの田んぼを覆う様に残っていて、遠景を見るとまだまだ雪景色が綺麗です。
その景色は馬籠宿を訪れられる方々の目を楽しませている様です。
山と雪、里と人、田舎の冬は古くて懐かしい佇まいです。
江戸時代は冬の中仙道はどんな風に旅や暮らしがあったのかな?と思います。
きっと、囲炉裏の側で手仕事をして春をじっと待っていたのでしょうね。
どうぞ、そんな事を思いながら、馬籠散策をした後は「そば処まごめや」でこだわりの蕎麦をお召し上がり下さい。