- 東京谷中の澤の屋
- 2014年01月22日
昨年、日本を訪問した海外からの観光客の方が始めて1000万を超えたそうです。
そして2020年の東京オリンピックに向けて、現在の2倍の2000万人の方に日本に来て頂こう、という話があります。
と、なるとその方達が泊まる場所はどうするの?という事になります。
出入国時は空港のある都市近辺で一泊、としてもやっぱり皆さん「素顔の日本」の出会いを求めているので自ずと生活感があって、風光明媚な日本の田舎に熱い視線を投げかけていらっしゃいます。
でも・・・「言葉が通じないから・・」「外国人好みのホテル仕様になっていないから・・・」とやや尻込みぎみの受け入れ側の弁。
本当にそうでしょうか?
それこそが「あたりまえの日常の私たち」であって、互いがそのあたりまえの日常を通して、「知り合ってゆく」事が、海外からの旅行者の方の最大の訪日の楽しみになってゆく、という事が解れば、私たちもがんばらない受け入れができてゆくのだとと思いました。
今日は木曽福島市で、そんな「頑張らないおもてなし」の老舗旅館、「澤の屋」の経営を東京の谷中でされていらっしゃる澤功(さわいさお)さんの講演で「海外からのお客様」との向かい方のヒントを沢山頂きました。
ありがとうございました!