- 家
- 2014年01月15日
NHKで放映されている番組で「スーパープレゼンテーション」という番組があります。
アメリカのTEDという組織で講演をされた様々なジャンルの著名人の方の動画をNHKが厳選して放映している番組です。
(YOUTUBEでも沢山の講演が無償で翻訳されているのでご覧頂けます。)
NHKでの番組のナビゲーターはマサーチュウセッツ工科大学メディラボ所長の伊藤さんです。
(時々、中津川市の加子母地区の森林大使でもある、坂本龍一さんも登場します。坂本さんは加子母にとても心を深く寄せられています。)
実際にTEDで生講演を聞こうとすると1席70万から80万という事だそうですが、常に世界をリードしている世界的な組織のCEOの方等でいつも大盛況のようです。
さて、最近放送された番組に「旅する作家がホームと呼ぶ場所」という作品がありました。
イギリスで生まれ、アメリカで学校を終え、ニューヨークタイムスの記者になり、長年日本の奈良に暮らしながら世界中を飛び回り、世界各国の雑誌や新聞社の記事を書く、そんな生き方をされている一人のインド人「ピコ・アイヤー」さんの講演でした。
「旅」をする事、「旅」で感じている事、「旅」が気づかせてくれる事、そして今や母国を離れて暮らす「新しいアイデンティティ」を持つ人の人口が既に2億5千万人を超えて、その人数は世界第5番目の国の人口と匹敵する事、等が語られていました。
馬籠宿へ小さな「旅」をされる前に一度ご覧になられると旅のヒントが見つかるかもしれません。
旅を通して自分にとっての「家」って何だろうって事に気がつく事を。


