- 宇宙の風ふわふわ木曽ひのきうちわ
- 2015年06月21日
木曽自慢のお話です。
今から6年程前、2009年の事ですが宇宙飛行士の若田光一さんが米国のスペースシャトル「ディスカバリー号」に公式飛行記念品として「木曽ひのきうちわ」を搭載して日本の実験棟「きぼう」で宇宙空間でのミッションをされていらっしゃいました。
「木曽ひのきうちわ」が無限の宇宙へ旅立った・・・・
「木曽路」と「宇宙」の繋がりはこんな事から始まりました。
多くの天文ファンの方は、誰もが未発見の新しい星と「出会う」事を夢見ながら。夜空を眺めそして宇宙へと心を旅立たせていらっしゃるのだと思います。
これまでも多数の小惑星を発見して命名していらっしゃる北海道在住の天文家 渡辺和郎氏が、1990年11月21日に火星と木星の間にある小惑星を新しく発見されました。
その後渡辺氏が南木曽在住の方と知り合いになられ、そのご縁からその方の強いご希望でこの小惑星が「Kisohinoki」と命名されました。
そして、この経緯を聞いたJAXA、宇宙航空研究開発機構の関係者の方より「木曽ひのきうちわ」が宇宙へ旅のご招待を頂いた、という事です。
木曽路で宿を取り、夜暗くなった頃に外に出て夜空を見上げると、そこには満点の星空と大きく流れる天の川を望む事ができます。
ごろんと地べたに横になって、夢中になって星座を見つけたり、ゆっくりと動いてゆく人工衛星を見つけたりしていると、あっという間に時間が流れてゆきます。
そんな時、この星空の中に「Kisohinoki」という名前の小惑星も是非見つけて見てくださいね !
もちろん!「木曽ひのきうちわ」片手に、ヒノキの香ばしい香りがする風をふわふわそよがせてロマンティックな夜をお過ごし下さい。
早く梅雨明けするといいですね!