- 朴葉
- 2014年05月23日
馬籠宿や木曽路辺りで20cmぐらいの大きさの朴の木の花を山中に見かける様になりました。
白くてゴージャスな大きな花です。
そしてスーパーマーケットでは「朴の木の若葉」(と、いっても既に30cmぐらいの大きさ)も5ー6枚程重ねて売られる様になりました。
そしてあちこちで朴葉寿司の看板も目に留まります。
朴の木の葉は日本に自生する木の中で最も大きな葉を付ける落葉樹です。
葉には芳香があり大きな葉は50cm程にもなります。夏を過ぎると葉は厚くとてもしっかりとしてきます。
古代より「お皿」の代わりに用いられ、葉に殺菌作用がある為食べ物を包む用途にも使われてきました。
また朴の葉は秋に落葉した落ち葉も比較的火に強いので、朴葉味噌の料理に使われます。
また朴の木は「目のくるいが少ない」為「下駄」や「包丁の柄」「まな板」また江戸時代には「日本刀の鞘」等にも利用されています。
朴葉で料理レシピを調べてみると・・・・沢山ユニークなお料理方法が掲載されています。
川魚を朴葉で包んでダッチオーブンで「スチーム」して塩とレモンとオリーブオイルで頂く、等はオートキャンプで一泊する時の夕食メニューにいいかもしれません。
また宿泊される旅館やホテルのお料理のお品書きには「朴葉味噌」があるかもしれません。
朴葉料理は美濃路、木曽路の郷土料理です。
馬籠館でもご家庭で朴葉味噌をお楽しみ頂ける「朴葉味噌」を販売しております。
どうぞお土産にご利用下さい。


