- 永遠
- 2014年02月18日
先日の大雪が少し溶けてみると、馬籠宿のあたりも本当の沢山の竹や様々な木々が折れてしまったのが分かってきました。
あの日は大風+雪のダブルパンチだったので夏の台風の風には耐える事ができても雪の重さも加わって被害が出たのだと思います。
道沿いの目につく所だけでもかなりの被害なので山の奥はどうなっているんだろう?と思いました。
今年はこの後も何度か雪が降りそうだという予報が出ていました。
根雪になった上に新雪が積もると雪崩も起きるので注意が必要だなと思います。
そうはいっても、日差しはぐんぐん強くなってきています。夕方6時ごろでも足下が見えるぐらいの明るさになってきました。
その時間に馬籠宿を歩いてみると都会ではもう無くなってしまった夕暮れの時間があります。
夕ご飯の匂いが漂ってきたり、オレンジ色の灯りがぽつりぽつりと浮かび上がったり、太陽が沈んでゆくのを静かにただ眺めていたり、ゆっくりした時間が流れています。
そんな瞬間に永遠を覚える事があります。そんな時はきっと心の動きが止まっているんでしょうね。
今は静かな馬籠宿ですが来月の今頃は既に春の観光シーズンが始まり、いつもの賑わいが戻ってきます。
馬籠館でもそろそろ春のお客様のおもてなしについて話がでる様になってきました。
梅、椿、そしてユキノシタや柳の芽吹き、コブシやモクレンが咲けば風が暖かくなります。
新しい年度を迎える前、卒業の思い出・・・思い出旅行のコースに馬籠宿を組み込んでみませんか?
そして馬籠宿でのお食事や休憩にどうぞ「そば処まごめや」「喫茶 籠」をご利用下さい。