- 夢中
- 2014年02月16日
快晴。
モスグリーンの山に映える雪はまるで抹茶シフォンケーキに生クリームを乗せたみたいで、見ているだけ何か美味しそうです。
何台ものスノーモービルを乗せた車が颯爽と木曽のスキー場に向かって走って行きました。
昨日に続き今日も馬籠中はせっせと雪かきです。
かまくら状態になっている雪の小山を崩して軽トラックが何回も走り回っています。
馬籠宿の中を流れる用水路にもぽいっと雪をすくってはほうり入れるけど、皆が一斉に入れ出すと直に用水路は一杯になってしまうので中々作業は進みません。
でも今日は雪かきブルトーザーが来てくれたので、裏の生活道路はあっというまに片付いていきました。
気がつくと何と「雪焼け」で手や顔が黒くなっています。
確かに、雪があるせいで、あたりに満ちている光はまるで真夏並の明るさです。
馬籠の山を10分も下ると、もうそこには殆ど雪が残っていないのですが、馬籠宿は日本の里山の雪景色が広がっています。
観光客の皆さんが歩く街道内の石畳の雪はきれいに入り除かれていますので、足下を気にせずにゆっくりと馬籠の雪景色をお楽しみ頂けます。
夕方、5時過ぎの誰もいない馬籠宿をカメラを片手に歩いてゆくと、そこには夢中になれる景色と時間が隠れています。
その時、その場所にいる人しか見つけられない、素顔の馬籠宿です。
そば処まごめやでゆっくりお昼ご飯を食べて、喫茶 籠 でお茶を飲んで、ゆっくりと馬籠宿をお楽しみ下さい。