- リニア新幹線
- 2014年02月10日
夕方、日の暮れる前に馬籠宿の展望台で恵那山の写真を撮っていた時に、夕方の散歩にこられた方と出会い、少し立ち話をしました。
その方とは馬籠宿からおよそ2km程の所にリニア新幹線のトンネルの出口が出来る事、工事が始まると1日におよそ600台以上のトラックが行き交う様になる事、工事で搬出される土砂の置き場が定まっていない事、また開通後の騒音が恵那山の山々に反射してこだまの様に響きわたり、自然環境下の動物や人の暮らしにどのぐらい影響がでるのか?といった事を淡々と話をしました。
東京と中津川が約40分で繋がる様になる、それは単に発展という事だけでは無く、様々な事が大きく変わる事を示唆しています。
馬籠宿は宿場町の環境保護に早くから取り組んできた地域でもあります。
そして今回はリニア新幹線がトンネルに入る、出る時の「騒音」という新たな「爆音」の問題について地域で考える時が来るのかな?と思いました。
夕方、観光客の方がほとんどいらっしゃらない時間に、恵那山と一人向かいあっている時の「何も無い豊かな時間」・・・。
日本の原風景の夕暮れをずっと未来に残したいな、と強く思いました。


