- 春はあけぼの
花曇りの一日でしたが、沢山の方が馬籠散策を楽しまれていらっしゃいました。
空に向かって桜の花は満開、そして地面近くではタンポポが一斉に咲き出しました。
所々でミツバツツジの濃い紫がアクセントとなって、春景色を引き締めています。
そんな景色のBGMは、美声の鶯の鳴き声と、馬籠宿の街道沿いに流れる水の音です。
どれもこれも、考え事をしていたり、おしゃべりに夢中になっていると、気がつかない事ばかりです。
じっくりと自然に向き合って、あるがままの時間が流れるのを楽しむのは、この上ない贅沢だと思います。
そんな都会より一足遅れて迎えた木曽路の春は、駆け足で更に山の高い方へ春を告げています。
もう2週間もすると恵那山も山開きになります。
新緑の眩しい季節の訪れが始まります。
馬籠宿界隈の桜はまだまだ満開状態です。
少し早起きして、まだ誰もいない時間の馬籠宿を楽しみませんか?
枕草子で清少納言も綴っています・・・春はあけぼのがよい、と。