- 木曽路に秋は来ぬ
- 2015年10月02日
急にすとんと温度が下がると、秋の気配が濃くなってきます。
馬籠宿より少し標高のある場所はもう木立の葉先が色濃く色づいているのかな?と気になり、時間ができるとブイっと車をあちこちへ走らせています。
場所にもよりますが、1本、2本と葉先の色を変え始めている木がありますが、山全体が彩られるのはもう少し先のようです。
先週はまだツクツクボウシが鳴いていたり、虫の声が大きく聞こえ、半袖で汗をかいていましたが・・・今このブログはフリースを着て、「電気ストーブつけよかな?」と思いながら書いています。
この時期の木曽路は10日程安定した気温・・と思っていると次に寒くなると「石油ストーブ焚こうかな?」という感じまで気温が下がります。
これからの季節、天気が怪しいな・・・という時に木曽路にお越しの際は、ポケッタブルのコートや小さなホカロンをご用意される事をお勧めしております。(木曽路は山の中である。)
さて、馬籠宿から大きく雄大に見える恵那山の辺りには主に「この周辺だけ」にしか生育していない、という木が3種類あります。
早春の「シデコブシ」初夏の「ヒトツバダコ」そして秋の「ハナノキ」です。
秋のハナノキはその名前の通り鮮やかな紅葉を見せてくれる木ですが、あまり生育数が多くないので、山歩きやドライブの途中で出会うと、そこでちょっと休憩しながら写真を撮ったりしています。
この秋、馬籠館のHP(トップページ)に新しく「秋から冬の馬籠と湯舟の里の周遊MAP」を新しくアップしましたが、その地図内にハナノキが見られる場所を記載しました。
植物好きな方はMAP片手にハナノキ探しをして、小さい秋をみつけてみて下さいね!。
さて、10月に入り、ぎふの宝もの「中山道17宿場まつり」のプログラムが馬籠宿でも開催されます。
近い日程では
10月4日 日曜日:藤村ゆかりの寺で座禅体験と精進料理を味わう
10月7日 水曜日:藤村記念館で島崎藤村文学の原点を体験
10月10日 土曜日:木曽路藪原宿の「お六櫛磨き体験」
10月11日 日曜日:木曽路藪原宿の「お六櫛磨き体験」
地歌舞伎「白浪五人男」ミニ公園
島崎藤村も食べた名物三昧食べ歩き
が予定されています。
まごブラ+体験プログラム参加で「あなただけ」の今年の秋の思い出作りを木曽路馬籠宿でどうぞ!
※プログラムに関するお問い合わせは「馬籠観光案内所」または「中山道ぎふ17宿歩き旅2015」の公式ページでご確認願います。
プログラム参加で「さ〜てお腹が空いた!」方は馬籠館の「そば処まごめや」でたっぷりのご昼食をお召し上がり下さい。
茶房「籠」では今が旬の「栗きんとんと抹茶のセット」をお楽しみ頂けます。
(カレー、牛丼の軽食もあります。)
馬籠宿中程にある清水屋では土日祭日限定の2階喫茶で中山道を道行く人を眺めながらコーヒーをお楽しみ頂けます。
馬籠館本館横の「出店」では馬籠名物「馬籠の団子型五平餅」を手軽にお召し上がり頂けます。
エゴマだれがたっぷりついた、誰にでも食べやすい馬籠の団子型の五平餅を食べてみてね!
秋は来ぬ、の木曽路馬籠宿へどうぞ!
皆様のお越しをお待ち致しております。