- 冬の散策の楽しみ方
- 2014年12月05日
10日程前は暖かで穏やかな晩秋の夕暮れの日差しの中で紅葉を楽しんでいたのが嘘の様。
年に数回の上空の気温−43度の寒波の影響で、馬籠宿は今朝は雪が屋根に積もりました。
不思議なもので、宿場上入り口はあたり一面雪景色なのに宿場下入り口から新茶屋へ向かうと、雪が全くありません。
今日は丁度馬籠宿の真ん中あたりで大気が大きく異なっている様です。
恵那山麓を窓越しに望むと、あたりの山頂は既に真っ白な雪に覆われていて、ちょっとワクワクする景色を望みながら、もこもこに着込んで仕事をしています。
春、夏、秋の観光シーズン中に「この情報がHPに掲載されていたら、お客様の観光に便利だろうな・・・」と思っていた事を、「冬のお仕事」でせっせと雪景色を望みながら情報更新をしています。
雪景色の馬籠宿を夕方の薄い紅色の空と日差しの中で「さむ・・・」と思いながらそぞろ歩くと、雪の氷の「青」と「サーモンピンク色」に包まれた色彩の宿場町に出会う事があります。
宿場町の「濃い焦茶色」の建物とその「青」と「薄紅色」、雪の「白」のコントラストは「絵になる風景」で写真好きにはたまらない時間になります。
そんな日は、どうやら同じ事を思う人がいるらしく、しっかり防寒服装をしてカメラを片手に楽しそうに写真撮影をされている方に何人もお合いします。
皆さん・・・子供の様に夢中で楽しんでいらっしゃいます。
馬籠宿は雪深い木曽路の入り口でありながら、中津川駅前から15分、名古屋市からだと1時間ちょっとで到着します。
大都市から1時間ちょっとで、ちょっとお散歩ドライブで。こんな素敵な雪山の景色が見れる所って、なかなかにいいロケーションだと思います。
でも、朝晩はマイナス気温なので冬タイヤを装備してお出かけ下さいね!
馬籠館のそば処まごめやは「年中無休」です。
寒い馬籠宿散策の後は温かいお蕎麦やボリュームたっぷりの丼物や定食を、広い店内から雪の恵那山を望みながらお召し上がり頂けます。
北アルプス、木曽路や伊那路の各スキー場への行き帰りにもどうぞおたちより下さい。
また、冬の世界遺産白川郷や下呂温泉の冬の花火へ向かわれる道中の行き帰りにも、中央高速道路の中津川IC近くまできたら、休憩を兼ねてちょっと足を伸ばして静かな馬籠宿にお立ち寄り頂ければと思います。



