- 御嶽山噴火に関する馬籠宿の状況について
- 2014年09月27日
本日正午ごろ、中山道木曽路の名峰「御嶽山」が噴火しました。
山頂付近にいた登山客の方が複数負傷され、また下山できず一部取り残されている方がいらっしゃる様です。
現在も救出されるのを待ちながら山頂付近の山小屋で避難されていらっしゃいますが、全員の方の無事下山を願っております。
※9月27日午後10時現在、1名の方の死亡が確認されました。ご冥福をお祈りいたします。
今後の御嶽山噴火に関する詳しい情報は随時最新情報を気象庁HPの火山情報で確認をお願い致します。
また、御嶽山の麓、長野県木曽町、王滝村、岐阜県下呂市、高山市をはじめ岐阜県、長野県等の各自治体に災害対策本部が設置されています。
木曽町のHP http://www.town-kiso.com では近辺の交通規制情報が確認可能です。
現在(9月27日午後7時)は国道19号線は通行可能、またJR中央線も通常運行していますが、今後の噴火継続による降灰の状況に応じて運行スケジュールの検討を行なう、とJR各社より発表がありました。
今後の国道の通行、JRの運行状況にご注意下さい。
気象庁の見解では噴火は暫く継続する見込みであり、噴煙が3000m以上に達していると考えられるため、降灰への注意(岐阜県、長野県、山梨県静岡県)が発表されています。
降灰した道路は滑り易い状態になります。
お車の運転には十分にご注意下さい。
また、今回の噴火が水蒸気爆発で留まるのか、今後更に大規模なマグマ噴火の可能性があるのか?について気象庁が専門家を派遣し、降灰成分を分析した上で見解を発表する、としています。
馬籠宿、妻籠宿は御岳山より70km程離れており、噴火の直接的な影響は出ていません。
馬籠宿内の全店舗は通常通り営業、また宿場内の観光もご予定通り可能です。
気象庁は「岐阜県高山市、下呂市、長野県王滝村、木曽町」に対して御嶽山への入山注意報を発令中です。
今後の火山活動の状況に応じて、更に立ち入り規制区域が拡大する場合もあります。
御嶽山近隣地域への立ち入り、また近辺を通行される場合は常に火山活動の最新の情報を確認頂き、安全を優先した行動をお願い致します。