- 幻の恵那山登山ルート
- 2014年09月27日
台風16号が通りすぎたと思ったら、来週の中頃に17号が日本へ接近する様です。
台風が来る前はかなり気温が下がって肌寒かったのですが、今暫くは気持ちのいい温度が続きそうです。
台風が来ると成層圏近くまで上空の空気までよく動くので、夕焼けがとても綺麗です。
「これより木曽路」の馬籠宿は木曽路の山間の宿場町が終わり、ここからは濃尾平野に向かって開き始めてゆく場所です。
西側から恵那山に日が差し、茜色に染まった雲と澄んだ赤色の沈む太陽のコントラストは、馬籠館の駐車場や、喫茶 籠の店内、落合の石畳の手前のサンセットポイントから、地平線に日が沈み。あたりが暮れなずむまでずっと眺めていても見飽きない光景です。
団体旅行で馬籠宿を訪れられる方は、どうしても時間の制限があるので中々このサンセットタイムの馬籠宿を味わって頂くのは難しいかもしれませんが、個人旅行の方は是非ゆっくりといろんな時間帯の馬籠宿をお楽しみ頂ければと思います。
個人旅行の方は中山道ハイキングだけでなく、本格的な中央アルプスの「恵那山登山」の行き帰りに馬籠宿にお立ち寄りされる方もいらっしゃると思います。
そんな「山ガール」「山ボーイ」の皆さんの中でも上級者登山家の方が最近注目している「幻の恵那山登山ルート」があります。
恵那山はイギリスの登山家「ウエストン」が登山家として登山ルートを開きましたが、実は実際に登頂したルートとは別のルートでの登頂を当初目指していました。
その、当初登頂を目指していたルートが「幻のルート」と呼ばれる「落合登山ルート」です。
落合宿から沢ぞいに歩き、それから丁度馬籠宿から大きく見える盛り上がった峰ぞいに恵那山を目指すルートになるそうです。
この登山道は現在でも落合宿在住の方がルートが消えてしまわない様にとルート確保の為の笹刈りをしていらっしゃるそうです。
恵那山側から馬籠宿を遠望すると、山の急勾配の尾根沿いに宿場町が続いている景色が望めます。
車で行けるルートで、遠望の馬籠宿を撮影した写真は多くありますが、この恵那山の「幻の落合ルート」上から望んだ馬籠宿の写真は恐らく、ほとんど撮影されておらず、ネット上でも公開されていない景色だと思います。
どんな感じなんだろう・・・と想像。
このルート上から真っすぐに馬籠宿にカメラを向けると・・・その先には馬籠館の駐車場があります。
この写真、見てみたいな!と思います。
さて、馬籠館では「秋のお土産」が続々入荷中です。
今が旬の「生栗」や「梨」をはじめ、2014年のモンドセレクション受賞菓子も馬籠館本館や別館で各種お買い求め頂けます。
馬籠館本館では「新杵堂の栗きんとん」別館では「七福の栗きんとんや各種栗菓子」を販売しています。
また別館の茶房 籠(オーダーストップは午後4時30ごろ)ではお飲み物とごいっしょに栗きんとんをお召し上がり頂けます。
どうぞお立ち寄り下さい。
また、ペット連れのお客様専用棟がある「そば処まごめや」のオーダーストップは午後2時30分ごろ、となります。
坂道が続く馬籠散策でお腹が減ったら、総ひのき作りの広々とした店内でごゆっくりお食事をお召し上がり下さい。
皆様のご来店をお待ち致しております。