- 蝉
- 2014年06月30日
夏至が過ぎて10日程経ちました。
まだ日が短くなった、という実感は湧きませんが自然界はその兆しを受け止めている様です。
昨日の程の蒸し暑さはありませんでしたが、今朝少し晴れ間が出ていた時に、ニイニイゼミの小さなか細い抑揚のある鳴き声が聞こえてきました。
という事は大体それから10日程過ぎると今度はあぶらゼミが鳴き始める、という事です。
羽があって、空を豪快にぶんぶんと飛び回るちょっと大型の昆虫達の出番がやってきます。
馬籠宿の郷土茶、「ねぶ茶(カワラケツメイシ)」が唯一の繁殖場所になる「ツマグロ黄蝶」もひらりと姿を見せ始めました。
明日からは7月になり、今年ももう半年過ぎたんだな・・・と思われる方も多いと思います。
7月は管理職の方の異動があったり、外資系の会社の方はサマーホリデイに入られたり、学校の夏休みも始まる月です。
そして今年のボーナスは過去最高の伸び率、とニュースで言われていますが実際に手元に降りて来ないと実感はわかないですよね!
そんな話題もあり、「今年の休みはどこに行こうかな?」と旅行関係のHPをお昼休みの休憩中や夜寝る前に検索されていらっしゃるのではないでしょうか?
今年は業績が上向きになり海外旅行に行ける程休みが取れないから国内旅行を考えている・・・という事であれば、中山道木曽路十一宿をゆっくりと回るプランはいかがでしょうか?
バックパッカースタイルで木曽路を歩く。
車で木曽路、上高地、高山、白山エリアまで広範囲にアクティブに異動する。
木曽路側の中央アルプスの秘湯巡りをする。
いろいろな「ご自分様仕立て」のオリジナルプラン旅行を組み立てるのも面白い旅ができます。
馬籠宿はそんな「中央アルプス」「下呂・高山」「木曽路十一宿」等の旅の始めに訪れる場所、そして帰宅する前に最後に訪れる場所、として位置します。
木曽路には数百年を裕に超える木曽桧を始めとする手づかづの温帯性針葉樹林の森が広範囲に渡って広がっています。
そして、今からおよそ400年前の江戸時代初期に徳川幕府によって新たに設置された「中山道」という江戸文化の粋が残る魅力的な宿場町がずっと続いてゆきます。
それはまるで国内だけど、知らない国に行った様な感覚を覚える場所でもあります。
国内で2番目の標高を持つ御岳山を始め、多くの3000mを超える名峰、馬籠宿のはたわらに聳える日本百名山のひとつ恵那山等もこのエリアにあります。
渓谷の水は水系によって五色の色彩を持ち、20cmを超える大型の川魚も沢山います。
木曽路十一宿は自然と人の営みがバランス良く交わっていた時代が、そんな風にそのまま今も残されているエリアです。
う〜ん行った事ないな・・・という方は是非夏休み旅行の行き先候補に入れて、ご検討下さいね!
中山道木曽路十一宿には沢山の江戸文化の香りがする民宿があります。
宿泊のご予約はお早めに!そして是非夕暮れ時や早朝の静かなくつろいだ宿場町散策や中山道ハイキングをお楽しみ下さい。
馬籠館はそんな木曽路の旅の「始まり」の場所にあります。
お食事ができる「そば処まごめや」、ご休憩には「喫茶 籠」や馬籠館駐車場内の「出店」をご利用下さい。
また馬籠宿内の「豆吉本舗 馬籠店 清水屋」はちょっとめずらしい「豆菓子」専門店です。
どうぞお気軽にご利用下さい。