- 黄金色
- 2014年05月21日
ちょっと嵐が吹いた馬籠宿でしたが次第に晴れてきて、夕方は黄金色に輝く瞬間がありました。
絵心があればさささっと風景の様子を捉えて筆を走らせるのでしょうけど、現代はスマホでパチりと写真を撮ってさっとメールで「馬籠なう」と送信したり、ソーシャルネットワーク等にアップされる方の方が多いと思います。
昔ながらのアナログ的な事の多い馬籠宿ではありますが、そのおかげでずっと大昔から変わらない物事が沢山あります。
ある意味、人が自然と共に歩んでいる事が守られて、残されている場所であると思います。
木曽路はそんな場所がずっと中仙道ぞいに続いてゆきます。
町中のスピードを少し緩めて、ゆるやかな時間に身を委ねて木曽路を行けば、「ゆっくりしたい」から「ゆっくりしているな・・・」と感覚が変わってゆくのに気がつかれると思います。
カジカカエルの声を聞きながら、薫風と共に、中仙道木曽路巡りをお楽しみ下さい。


