- 鮎の友釣り解禁日
- 2014年05月12日
鳥の雛が孵化し始めた様で、馬籠宿の建物の軒先のあちこちでピイピイと鳴き声がします。
羽虫が空を飛ぶと、数羽の鳥が競い合う様にそれを追いかけて捉えています。
このひと月をを振り返ると、ものすごい勢いで命が広がって行く様です、
そして生き物の営みの連鎖を感じずにはいられません。
人間も生きて行く為に「生き物」を採取しますが、夏の気配を感じると木曽路は「山国」なので「川」の生き物を頂く事になります。
太公望の皆さんはそろそろ岐阜県の名産物でもある「鮎の友釣り解禁日」が気になる頃ではないでしょうか?
清流の国岐阜県には多くのアユ釣りを楽しめる川が沢山あります。
馬籠宿の近辺では木曽川水系の「付知川」が、5月17日に長野県・岐阜県のどの川よりも先駆けて鮎の友釣りが解禁になります。
また、一足先にGWごろから馬籠宿近くの大手スーパーマーケットでも、特大サイズの鮎が5匹で千円ぐらいで盛んに売られる様にもなってきています。
他のほとんどの地域の解禁日は6月に入ってからなので、付知川の解禁はかなり早い日程になります、
木曽路名物の桧笠をかぶり、竹で編んだビクを腰にぶら下げて竹竿を川に投げ入れれば、時間は古の昔と変わらぬ緩やかさで流れてゆく事でしょう。
アユ釣りの行き帰りに少し足を伸ばして木曽路の古の宿場町にもどうぞお立ち寄り下さい。
桧笠やビクは馬籠館でもお買い求め頂けます。



