- 富士見台高原
- 2014年03月09日
なかなか暖かさが戻ってきませんが、朝、中津川市内は木曽方面へ向かう沢山の他府県ナンバーの車を多く見かけました。
木曽や園原のスキー場はパウダースノーだった昨日の雪でゲレンデは上々のコンディショニング。
皆さんいろんな滑り道具を車に積んで颯爽と車を飛ばしていました。
そんなスキー場へ向かう方や、スキーを楽しんで自宅へ戻る途中の方も沢山馬籠宿に立ち寄って頂けました。
馬籠宿に近いスキー場は多分、長野県阿智村の富士見平高原、ヘブンス園原になると思います。
富士見平高原は馬籠宿側からだと山頂付近が望めます。
今日はその辺りは真っ白な深い雪に覆われていたのがよく分かりました。
冬スキーは今月末まで、そして今年は先日降った大雪のおかげで富士見平高原のヘブンス園原はそのまま引き続き春スキーを営業されるそうです。
春スキーは山の麓は春景色、でもスキー場は冬景色だけれどもそんなに寒く無くて、明るい春空の下でスキーを楽しむ事ができるのが嬉しいです。
富士見平高原はスキーシーズンが終わり、遅い春が訪れると、ゲレンデだった場所は見事な芝桜の絨毯に覆われてゆきます。
冬はスキー客を乗せていたゴンドラは、春になると空中から花園の中を漂う、素敵な乗り物に変身します。
富士見台高原から馬籠宿への道程は、園原の温泉郷や春になれば美しい沢山の花桃が咲き乱れる景色で有名な清内路を通り、妻籠宿観光と合わせて楽しんで頂く事ができます。
このエリアはドライブしてみると、日本有数の山岳地帯独特の急峻な山脈の中を走る感じで、ちょっとワイルドでかなりスリリングな走りと雰囲気を楽しむ事ができます。
一見、地味な地域と思われがちですが、実は見所は満載です。
そして、島崎藤村の代表策「夜明け前」に描写されている馬籠宿の当時のあたりの様子と、このドライブコースの景色がどこか似通っていると思われる方はきっと多いと思います。
旅行前にちょっと藤村の作品を読まれてから馬籠宿方面にお出かけになられると、もうひとつ旅の楽しみ方が広がって更に旅行を楽しんで頂けると思います。
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