- 水車
- 2014年02月20日
少し前の気象庁の予報では今日は「雪」だった為か今日の馬籠は随分と閑散とした感じでした。
この前の雪害からまだまだ回復していない地域も多い様なので、いろいろな場所を少しずつ巡る観光ツアーが中止になっているのかな?と思います。
被害が深刻だった地域の方の生活が一日でも早く戻られる事を祈ります。
先日の雪では馬籠宿も随分長い間停電していました。
馬籠宿の近くでも、信号機、電話線、電気線、倒木、下水等のインフラの復旧が急ピッチで進んでいます。
停電してみるといかに現代は「電気」に頼った生活をしているかが分かります。
冬ならまず電気を使う暖房が全て止まります。
モーターで水をくみ上げていたりするとこれもだめです。
〜をするのに電気が必要、という状態なのですね。
遠くから送電線を伝ってやってくる電気ですが、遠方で送電線が切れてしまった時に近くの自家発電に切り替える事ができたらやはり非常時に強いな、と思いました。
馬籠宿には用水の水で回る水車を利用した発電機があります。
馬籠宿の一番坂のきつい上りのところで、ごっとんごっとんと回っています。
水車小屋の中には囲炉裏が切ってあり、昔ながらの釜も残っています。
表には、随分昔から使われていたのかなと思う木うすも残っています。
水車小屋の発電量では馬籠宿全部の電気を賄う事はできませんが、それでも立派な発電機だと思います。
この水車小屋の横の階段を登りきったあたりから見る恵那山の景色はとても絵になります。
このスタッフブログの写真もこのポイントから沢山撮影しています。
どうぞ馬籠宿に起こしの時は是非このスポットからも恵那山を眺めてみて下さい。
そして、坂を下ればそこが馬籠館です。
どうぞ馬籠宿散策の際はお立ち寄り下さい。



