- 水車
- 2014年01月29日
ガソリンを利用しない電気自動車が街を走り始めてから暫く経ちます。
そして、高速道路のサービスエリアの電気自動車の為のEVステーションも随分設置が進んでいます。
化石燃料を利用しない生活=地球温暖化を減らす努力=を目指す中で電気自動車は普及をしていると思います。
地球は電気の星、そして電気を発見した国アメリカ、という話を何年か前の愛・地球博のアメリカパビリオンでそんな説明をしていた事を思い出します。
無限大に利用できる電気と限りある資源石油、未来に私たちがどちらを選ぶのか?と言われても、利用できるコストが下がらないとなかなか実現は難しいのかもしれません。
馬籠宿には狭山間地支援機構の援助で馬籠宿の宿場の中を流れる灌漑用水路にいくつか実験的な発電用の水車が設置されています。
この水車ですが、山間地は平地に比べて雨量が多く、曇りが続いてもしっかり稼働して、コストをかけずにちょっとした事に使えるぐらいの発電は十分にできているようです。
昔から、そして世界中で水車は生活に利用されてきました。
収穫した蕎麦を発熱しない石臼で粉にするのも、昔は水車の仕事でした。
水車の回る音、風景、ずっと残したい田舎の風景です。
昔からある物が現代でも現役で働き続ける風景は未来へのヒントがいっぱい詰まっている様です。
いつか、夏にはミスとシャワーで石畳をクールダウンさせたり、冬には街道の雪を溶かすお湯をわかしてくれるかもしれません。
馬籠宿の水車を見ながら皆さんもエコな事考えてみませんか?
そして、頭を使った後は、出店や喫茶 籠で甘いものをどうぞ!