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藤村ドキドキ コラム

音楽にしかできない事がある
2013年12月30日

年末・年始は年越しのカウントダウンコンサートに行ったり、お家で日本レコード大賞や紅白歌合戦、ジャニーズのカウントダウンやCDTVを見て朝まで夜更かししたり、年があければウイーンフィルハーモニーのニューイヤーコンサートのオーストリアからのライブ放送を楽しみにしている方も多いと思います。

 

新春を芸能で祝う歴史を遡るとそれは随分昔から行われていた事です。

 

芸能の発祥は「神への祈り」「神への捧げもの」としての宗教儀式として始まり、後に門前でお祈りやお参りに来る大衆を対象にして大衆好みに発展していったと考えられています。

日本の芸能の記録で一番古いものといえば・・・天照大御神が天の岩戸に隠れてしまった時に岩戸の前で歌舞音曲を行った時でしょうか?

 

困難な時に大きな力を与えてくれる音楽、「音楽にしかできない事がある」と島崎藤村は述べています。

 

島崎藤村は仙台の東北学院で教鞭を取った後一旦東京に戻り、再度「東京音楽学校」(現在の東京芸術大学)に入学をしバイオリン等を専攻していました。

しかし藤村自身は本当はピアノの音色やピアノ奏者に非常に強く敷かれていた、と述べています。

 

わずか1年程の期間ですがそんな時代を藤村は過ごしています。

 

藤村と音楽の出会いは、明治学院大学で教会の礼拝の時に聞いた賛美歌が作り出す詩(言葉)と音が融合したONENESSの祈りの空間が原点であったそうです。

 

祝詞のように相手に伝えたい意思を持つ「言葉」とその言葉の持つ「抑揚」や「繰り返し」が自然にメロディーとなり「音楽」は生まれてきます。

 

作詞家だった藤村だからこそ、言葉は言葉だけでなく、言葉の中に隠れている「音」も聞く事ができたのだと思います。

 

藤村が語った「音楽にしかできない事がある」というその言葉どおりに、現代では音楽は「詩」「旋律」「リズム」そして今では「ダンス」「ファッション」「映像」も加わり世界中の大勢の人が瞬時に音楽を通してONENESSを体感しています。

言葉だけで他の国の人に何かを伝える場合は常に「違う言語」に翻訳する手間が必要ですが「言葉」+「音」で伝える場合は「感動」という人間の持つ五感がそのハードルを難なく飛び越えてゆきます。

 

でも・・・藤村が音大に入学した本音は度重なる失恋の後「美しく才能があり明治の新しい世界感を持った若き女性達」の面影を探し、新しい出会いを求めていた・・という話も25歳の青年藤村の素顔だったようです。

 

音楽も愛も「言葉はいらない」

 

ゆく年と来る年、その2つを繋ぐONENESSの時間が大晦日です。

あなたと私を暫し忘れて「感動」が繋ぐひとつの世界を願い、新春の喜びを皆様と分かち合いたいと思います。

 

コラムニスト:とざそし まき

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