馬籠宿の観光の際のお食事、軽食、お土産は馬籠館へお越しください。駐車場完備。

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初夏の木曽路景色と婚礼の路
2015年06月12日

数日前に梅雨入りした様ですが、それでも梅雨のはしりの頃は穏やかな雨が降ります。

そして、雨に洗われた後の晴れ間は本当に清々しく、美味しい木曽路の空気と水の恵みにありつけます。

そんな日に「どれっ」と、ぷらりと木曽路ぶらドラすると、大きく開けた窓から流れ込む心地よい風と森のいい香り、さらさらと流れる川面を眺めてハンドルを切っているだけで、幸せな穏やかな時間を過ごす事ができます。

そろそろ蛍も舞い始め、木曽路の森の奥深くではカナカナとエンドレスのコーラスが聞こえ始めています。

 

グリーン系の色の木曽川の流れに沿って走る国道19号線から、木曽の山々に入ると。渓谷を流れ落ちる水はブルー系のキラキラとした水の色に変わります。

夏至近くの真上から射す日差しのスポットライトが深い淵にかかると、ブルーの水は更に魔法がかかった様な色になり、それは本当にうっとりとする美しさです。

そして、そんな渓谷の岩肌近くにキソガワサツキの朱色の花が咲く季節です。

鈴なりの花が咲くサラサ紅ドウダンツツジと共に木曽谷の初夏の訪れを告げてくれます。

この二つの朱色の花はヤマボウシの白い花が近くにあると、付近の森の中に華やかさをもたらしてくれます。

 

そして人が住む山の場所ではオオヤマレンゲの可憐な白い花が咲いています。

6枚の花びらの品種と9枚の花びらの品種があり、後者は皇后美智子妃殿下が特にお好きな事もありミチコレンゲと呼ばれ多くの方に愛でられています。

清楚な花姿と共に、品のあるとても良い香りを楽しむ事ができます。

 

そうやって、木曽の山の少し標高の高い所を目指して車をのんびりと静かに走らせていると、いろんな山の生き物達に出会います。

天然記念物の「ニホンカモシカ」が光沢のある優雅な美しい毛並みを翻し、悠々と目の前を歩み去り一気に山肌を駆け下りていったり、やんちゃな子猿達でいっぱいの大きなニホン猿の群れが道路を横切るのに出会いボス猿に威嚇されたり、野鳥達が人を恐れる事無く目の前で舞ったりすると、木曽谷は人が自然の中にお邪魔させて頂いて暮らしている事を思い出させてくれます。

初夏の木曽路中山道ではそんな景色が木曽川に沿って延長60kmも続いてゆきます。

馬籠宿は木曽路11宿の最南端、「これより木曽路」が始まる場所です。

馬籠宿を起点に木曽路を進むと、道は次第に標高を上げ木曽路の難所標高1197mの鳥居峠に向かって穏やかな上りが続いてゆきます。

 

前回のブログで「馬籠の名前の由来のうんちく」を少し書きましたが、江戸時代の中山道は別名姫街道とも呼ばれ、高貴な女性のお輿入れの際には必ず中山道が利用されていました。

この婚礼の行列は馬籠宿を「孫目=いとしい、孫の目を見る」と読み替え、上松宿も「上向きの縁起物の松」として縁起の良い地名を通る事で婚礼運を上げる、といったゲン担ぎの意味合いがあったそうです。

京都から中山道美濃路に入り大井宿(現在の恵那市の槙ヶ根立場の茶屋跡)の姫御殿で宿を取りそこから沢山の松笠をつけた「子持ち松」の枝越しに馬籠宿(孫目)のある木曽の山々の遠望を眺めると、「子と孫が続いて縁起が良い」と喜ばれた為、お姫様の通行の時には仮御殿を建ててまでして、わざわざ休憩をとったそうです。

皇女和宮様の婚礼の行列通行の際もやはりここで馬籠宿を眺められ、この地を「祝峠」と呼んだ、とあります。

6月に結婚するジューンブライドは必ず幸せになる、と言われています。

特に和装の和式婚礼をご予定の方は、こんな古式ゆかしい言われをなぞり馬籠宿、そして美しい木曽路へのご旅行はいかがでしょうか?

 

馬籠宿の「そば処まごめや」では、そんなお幸せな方の木曽路旅のご一行様、団体様のお昼のお食事のご予約も承っております。

どうぞ婚礼の縁担ぎで馬籠宿を訪れられる際は、お気軽にお立ち寄り下さい。

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