馬籠宿の観光の際のお食事、軽食、お土産は馬籠館へお越しください。駐車場完備。

スタッフブログ

地歌舞伎
2014年05月14日

馬籠宿は平成の市町村の大合併の前は長野県山口村にありましたが、現在は県を跨いで岐阜県中津川市馬籠に変わりました。

県をまたいで市町村合併に至った地区は全国的にも珍しいといえます。

合併前は生活圏は岐阜県中津川市、行政は長野県山口村、という状態が長年続いていた地域です。

木曽路=長野県というイメージがあると思いますが、木曽は岐阜県から長野県にまたがる「森と清流、そして山の国」という広域的な地域文化の総称を表す名称だと思います。

なので、馬籠館のスタッフブログでも「岐阜県」と「長野県」の話が出て来る・・という訳です。

 

岐阜県東濃地域では中仙道を通って「文楽」「歌舞伎」「和菓子」等の江戸・京都の文化も根付いてゆきました。

中津川市には名産の栗きんとん等の「和菓子」の有名店が沢山ありますし、また「地歌舞伎」や「文楽」の為の芝居小屋が、現代でも沢山の演目を掲げ上演しています。

その為神奈川県小田原、兵庫県播磨と並び岐阜県は「日本三大地歌舞伎」のひとつ、と数え揚げられています。

またこの地歌舞伎は「岐阜の宝もの」にも指定されています。

江戸時代から数えておよそ300年の歴史あり、それぞれの土地の人が演じ続けてきた農村歌舞伎です。

現在でも岐阜県内には27以上の地歌舞伎保存会があり、東濃地域でも15以上の保存会の方が活躍されています。

また、長野県側の木曽路では南木曽町の「田立歌舞伎」上松町の「上松歌舞伎」があります。

上松歌舞伎では非常に珍しい獅子狂言も演じられています。

 

かがり火を炊いたほの暗い灯りの下で上演される、「能」「狂言」が皇族、貴族、武士階級に好まれたと同時に、商人、農民達はより世の中の風刺を世情を反映した娯楽性の高い「歌舞伎」を愛し自らの手で演じて行ったのでしょう。

士農工商という江戸時代に敷かれた身分制度の中で、「演じる」事で農民達は内なる自由を楽しみ、同時に晴れの舞台に立つ事が誇りになっていったのではないのでしょうか。

 

夕方暗くなって、夕闇の中迫って来る様な恵那山の山体を背景に、がらんとなる馬籠館の駐車場に佇むと、時折ここで芝居が演じられたら最高の舞台になるのでは?と思う事暫しです。

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世界に響く木曽の木地師の技

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