馬籠宿の観光の際のお食事、軽食、お土産は馬籠館へお越しください。駐車場完備。

スタッフブログ

絵はがき
2014年03月02日

今からそんなに遠くない昔ごろまで、馬籠宿には2カ所の水場があったそうです。

ひとつは現在の清水屋資料館の所。

そしてもう一つは水が屋号になっている和泉屋さんの所で、その場所は現在も中仙道の裏手の道に「泉」と書かれて残っています。

 

水道が引かれる前はこの水場の水が生活に欠かせなかった事は容易に察しが付きます。

今は馬籠宿の街道の中を山から用水がさらさらと流れ、気持ちよさを誘ってくれています。

この用水は馬籠宿の下の方の荒町の田んぼに流れてゆき、稲の成長を助けています。

 

さて、先述の和泉屋さんですが今から230年程前の江戸時代に蜂谷蘭花、蜂谷蘭州という名の通った日本画家を排出していらっしゃいます。

そしてこの蘭花さんの一幅の軸物を一つ一つ切り離し、それに当時(江戸時代)の木曽路、美濃國、遠くは越前より馬籠に風流な俳句を読みに入っていた俳人の句を選び、絵に俳句を付けた作品を絵はがきとし、昭和14年に馬籠観光會より「昔の馬籠八景」として発行されたものがあります。

 

実はこれは、島崎藤村の発案で風光明媚な馬籠宿を「観光」の場所として整えて行くには?という考えを、まず絵はがきで馬籠を紹介してゆこうとした足跡でもあります。

「この絵葉書に心ゆく迄その嘗時を偲び、或は諸大名御通行の事等をも思ひ合わせて、日本の國体をより深く認識して頂ければ幸いと思ふ次第である」と、結ばれた案内は、今読んでもそのまま現代の馬籠宿の観光の姿を思い描いたようで、藤村の先見の目を知る思いです。

 

藤村はフランスへの留学時代に、きっと明るい南フランスの観光地に遊ぶ人々を見て「観光」の楽しさを通して、日本の原風景の残る生まれ故郷の地を世界へ発信したい、と思ったのではないでしょうか。

そして、今では馬籠宿には本当に沢山の国籍の海外からのお客様に訪れて頂いています。

 

中津川宿から2時間かけて馬籠宿まで歩く、木曽福島から妻籠、馬籠宿まで歩く。

今年も沢山の方の足音が聞こえそうです。

歴史を楽しむ、自然を楽しむ、人と出会う、どうぞいろんな馬籠宿をお楽しみ下さい。

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